驚蟄の雨
Mar 04, 2026

韓国では、この頃になると
各地で春の雨が降り始めます。
今日は 「驚蟄(けいちつ)」 。
冬眠していたカエルが目を覚まし、
土の中の小さな芽が動き出す頃だそうです。
日本にもある言葉なのか、
ここに来てから初めて意識するようになりました。
韓国では、誕生日や旧正月、秋夕のような大きな節目に、
旧暦というもうひとつの暦を使うことがあります。
月の満ち欠けに関係していると聞きましたが、
まだ少しややこしく感じています。
ただ、農作業のために
季節の流れをより正確に知るための暦でもあるそうです。
今日は旧暦の三月五日、
そして驚蟄。
焦らないように、と自分に言い聞かせながらも、
どうしても急いでしまう日もあります。
そんな時は、
まだ冬眠の途中なのだと思うことにしています。
きっと、芽が出るための準備の時間。
冷たい空気が少しずつ流れていき、
春の日差しの中で
編み物をしたい気持ちが、
静かにふくらんでいます。